研修制度・福利厚生

研修・訓練制度

【初任者研修会】

消防団活動を行う上での必要な基礎知識や技術を習得することを目的とし、新入団員を対象とした「初任者研修」を毎年開催しています。

〈研修項目〉

消防団について（消防団員の身分・待遇・権限など）
訓練礼式
安全管理の基礎訓練
消防ポンプ自動車の基礎訓練
消火訓練（ホース延長・放水・伝令要領など）

【指導員研修会】

消防団員の技術向上と訓練等における指導的立場の団員養成を目的とし、「指導員研修」を行っています。

〈研修項目〉

〇専門研修

消火技術研修（ポンプ車運用、ホース延長、放水、資機材取扱など）
救急救助技術研修（AED取扱、止血法、要救助者搬送、結索など）
交通安全（法令、緊急走行の注意事項、車両誘導、交通整理など）

〇スキルアップ研修（各消防団の実情に応じた訓練）

知識、技術の向上
訓練結果の検証による安全管理能力の向上
効果的な訓練方法の研究

【水防訓練】

洪水等の水害発生時の災害対応能力向上のために、水防工法の習得を図る訓練に参加しています。

〈訓練内容〉

避難周知訓練
土嚢作り
工法実技（月の輪工、シート張り工、積み土嚢工、改良積み土嚢工）

【消防団ポンプ車操法大会に向けた訓練】

ポンプ車操法大会に向けた訓練を通じて、どんな状況下でも迅速・確実・安全に活動できるように、消火の基本となる反復訓練を行います。

福利厚生

【被服の支給】

消防団活動に必要な制服が支給されます。

〈入団時に支給される被服〉

活動服、夏服（制服）、アポロキャップ、防寒衣、ゴム長靴、防火衣用ゴム長靴、半長靴、耐切創性手袋

【表彰制度】

勤務に当たって功労、功績があった場合は表彰されます。

【公務災害補償】

消防団活動中に負傷した場合、補償制度があります。

【損害補償】療養補償、休業補償、傷病補償年金、障害補償、介護補償、遺族補償

※日本消防協会の福祉共済にも加入しており、公務・公務外に関わらず、事故・疾病等により死亡や障害にいたった場合、又は入院した場合、一定の給付金が支給されます。

【金沢市消防団員共済会】

金沢市消防団では「金沢市消防団員共済会」を設立し、団員の福利厚生の増進と団員相互の親睦を図っています。

給付事業：結婚祝金、出生祝金、弔慰金、退職給付金
助成事業：スポーツレクリエーション助成、資格取得助成
健康推進事業：健康診断費用助成

【年額報酬の支給】

消防団員の労苦に報いるため、年額報酬が支給されます。

項目	支給額
団長	82,500円
副団長	69,000円
分団長	50,500円
副分団長	45,500円
部長・班長	37,000円
団員	36,500円
機能別団員	10,000円

【出動報酬の支給】

災害活動等に応じて、出動報酬が支給されます。

項目	基準	支給額
災害出勤	1回	8時間まで8,000円（4時間以下の場合にあっては、4,000円とし、8時間を超える場合にあっては、8,000円に8時間を超える4時間までごとに4,000円を加算した額とする。））
警戒出勤	1回	8時間まで8,000円（4時間以下の場合にあっては、4,000円とし、8時間を超える場合にあっては、8,000円に8時間を超える4時間までごとに4,000円を加算した額とする。））
訓練出勤	1回	3,000円

項目

基準

支給額

災害出勤

1回

8時間まで8,000円

（4時間以下の場合にあっては、4,000円とし、8時間を超える場合にあっては、8,000円に8時間を超える4時間までごとに4,000円を加算した額とする。））

警戒出勤

1回