よくある質問

消防団に関する質問

消防職員と消防団員の違いについて

消防職員は、市町村の職員と同じ常勤の地方公務員で、消防署に交替で勤務する職員や、消防本部に勤務する職員をいいます。一方、消防団員は普段は生業を持ちながらも「自らの地域は自らが守る」という精神に基づき、災害発生時や訓練時には自宅もしくは職場等から出動して活動します。身分は非常勤特別職の地方公務員となり、地方公務員法の適用を受けないので各市町村が条例で身分を定めています。

消防団の活動内容について

消防団の活動範囲は多岐にわたっています。火災の鎮圧はもとより地震、風水害など大規模災害時の救助・救出・避難誘導・警戒・防除等に関する業務や平常時における訓練や住民への啓発・広報活動・防火指導・救急指導などがあります。

消防団員の身分・処遇について

消防団員は非常勤特別職の地方公務員です。また、消防団員は災害現場で危険な活動に従事することから、活動中に死亡、若しくは負傷または疾病にかかった場合には公務災害補償が受けられます。さらに、消防団を退職した際には功労金的な性格の退職報償金が在職年数、退団時の階級に応じて支払われます。(消防団員として5年以上勤務した者が対象)

消防団の報酬について

金沢市消防団条例に基づき消防団員に対し、報酬を支給しています。報酬は年間の労苦に対する対価である「年額報酬」と災害等の出動に対する対価である「出動報酬」があります。

入団に関する質問

入団条件は?

18歳以上の健康な方で、金沢市に居住(または勤務・通学)している場合は入団できます。

年齢制限はあるの?

新規に消防団員になる場合は、18歳以上50歳未満という年齢制限があります。

女性でも入団できますか?

入団できます。現在、女性消防団員は全国的にも増加傾向であり、今後ますます必要とされる存在です。一人暮らしの高齢者宅への防火訪問や応急手当の普及指導、ハンドベル演奏等による広報活動など多岐にわたって活躍しています。

公務員も消防団に入団できますか?

国家公務員および地方公務員が消防団に入団する場合は、国家公務員法や地方公務員法の規定に従い許可を受ければ入団できます。

大学生でも消防団に入団できますか?

金沢市内に居住し、又は金沢市内の大学へ通学している18歳以上方であれば入団できます。大学生等が消防団活動に参加して消防や地域防災に関心を持つことは、卒業後の社会生活を送る上で役に立つ知識、技術等を身につけられますし、将来の地域防災の担い手となることが期待されます。

消防団の活動に関する質問

災害時はどんな活動をするの?

消防士と協力して消火活動を行ったり、風水害等の際は河川水位の巡視や土嚢積みを行います。また震災時には避難誘導や倒壊建物からの救助活動など、様々な災害対応があります。

平常時はどんな活動をするの?

災害対応のための訓練、車両や資機材の点検のほか、各家庭を訪問しての防火指導、防火教育の啓発活動を行っています。

訓練等はいつ行っているの?

仕事が休みの日や仕事が終わった後などに集まって訓練をしています。