第二団本部 渡辺 恵さん

金沢市第二消防団 団本部 渡辺 恵さん

消防団に入ったきっかけは?

夫が消防団員で、子どももその影響で子どもはしご登り教室に入っているため、家庭の中で消防団が共通の話題でした。その話を聞いているうちに私も自分の地域を守ることの大切さに気づき入団しました。

夫が消防団員ということですが、入団する前の消防団のイメージは?

最初の頃は、夫から「消防団の活動行ってくるわ」と言われると、そこで何をしているのかわからなかったため、なぜ行くのか理解できず、イメージはあまりよくなかった(笑)ただ、消防団の活動について話を聞き理解すると、純粋に地元のために頑張っていることがわかりました。

入団後、消防団の活動をしてみてどうでしたか?

間接的ではあるが訓練等にも携われたり、自ら夫の所属する分団の活動を見に行くことで、男性団員が何をしているのかを少しずつではあるが理解できました。本当に皆さん地域のために頑張っています。

消防団でどのような活動をしていますか?

女性団員は、火災予防の広報、消防団行事での裏方、消防団PRを中心的にやっています。 これまで男性団員の活動を見てきた経験を生かして、消防団をPRする中で、見てきたことを伝 えて、消防団の良さややりがいを伝えていければと思っています。 

普段はどんな仕事をしていますか?

介護職で働いています。要介護者が介護を通じてできなかったことができるようになったり、できるようになったことで意欲が増して元気を取り戻したという方もいるため、本当にやりがいを感じています。

仕事・プライベート・消防団の両立はできていますか?

子どもも大きくなり、それぞれがそれぞれの時間を大切にしています。よく知人から「プライベートの時間を自分のやりたいこと以外に割くのはすごい」と言われるのですが、女性団員は仲も良く活動も楽しいため、私の中では「プライベート≠消防団」ではなく「プライベート=消防団」ってゆう感じです(笑)

消防活動のやりがい、活動して良かったこと、魅力等を教えてください。

誰かのために活動できるというのが魅力だと思います。

私の子どもも「誰かのために何かしたい」と思う気持ちが強いようです。旦那もしくは私の消防団の活動を見てそのように思ってくれたのかは定かではありませんが、その姿勢を見せてあげられているだけでも十分かなと思っています。

入団を考えている方たちへメッセージをください。

私はコロナ禍に消防団に入団しました。仕事以外で人と接する機会が減った期間だったため、消防団活動を通じて人と接することで、支えあうことの大切さなどを改めて感じました。

地域のために活動したいという同じ目標のもと、一緒に支えあって活動しましょう!