第三団本部 髙村 真梨子さん

金沢市第三消防団 団本部 髙村 真梨子さん

消防団に入ったきっかけは?

小学校の頃は消防車や救急車が好きで、消防署の前を通った際にいつも車両などを見学していました。大人になってからも消防車両が目の前を通るたびに目を取られていましたが、そんな中で消防団募集のポスターを見つけました。その時に、私も消防団に入団したら、見ていただけの消防が少しでも身近に感じられるのではないかと思いました。それが入団の決め手です。

入団するの消防団のイメージは?

最近は毎年のように全国で大規模災害発生しているので、消防士の活動については興味を持っていました。ただ、消防団については全く知らなかったです。

入団後、消防団の活動をしてみてどうでしたか?

救命講習では指導員として市民の方々に指導を行っているのですが、間接的にでも誰かの助けになっていると思うと、やってよかったと思います。


救命講習の指導以外ではどのような活動をしていますか?

クリスマス防火コンサートでは女性消防団員でハンドベル演奏を行っています。ハンドベルを通じてコンサートに来場していただく方を増やし、火災予防の普及啓発を行うというのが目的なんですが、「ハンドベルを見に来た」という言葉をいただいたときは、本当にやってよかったと思いました。

ハンドベルの経験はあったんですか?

全くありませんでした。ハンドベルならできるだろうと思っていたですが、練習した当初は音もうまく出すことができず、絶望しました(笑)ただ練習を重ねた結果、コンサートではうまく演奏することができて本当に嬉しかったし、先輩の支えがあってできたと思うと感動して泣けてきました(笑)

普段はどんな仕事をしていますか?

血液センターで看護師として働いています。主な業務内容は、輸血用血液製剤のもととなる原料血液を献血者の皆様から採血することです。輸血を必要としている患者さんのことを思うと「社会貢献ができている」と感じやりがいがあります。日々の献血者の方との会話も楽しいですよ!!

消防団に入ってご自身に何か変化はありましたか?

仕事でも消防団でも人のためになっていると思うと、もっと地域のために貢献したいと思うようになりました。

入団を考えている方たちへメッセージをください。

何かを一生懸命やろうと思うと、楽しいことばかりではありませんが、一生懸命やることで「やりがい」や「達成感」を感じることができます。「地域のため」、「家族のため」、「自分のため」に一緒に活動しましょう!!