非常勤の消防機関
消防団は消防署と同様の消防機関です。
消防署は常勤の消防職員による消防機関であるのに対し、消防団は、普段は様々な仕事に就いている人たちが、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から災害現場へ駆けつけ、その地域での経験を生かした消火活動・救助活動を行う非常勤の消防機関です。
非常勤?
普段は本来の仕事や学業・家事などをしながら、有事の際などに消防団員として活動をします。ですから、あなたの職場での上司や部下、あのスーパーの店員さんなどももしかしたら消防団員かもしれません。
特別職の地方公務員
消防団員は公務員です。ただし、特別職の非常勤公務員となります。災害活動においては公的な活動をすることから消防団員としてなすべきこと、守らなければならないことが条例、規則等で定められています。
地域に根ざした活動
その地域に住んでいる住民であるからこそ、勤務している従業員だからこそ、わかることがあります。混乱した災害の現場においてはその貴重な情報が生かされます。消防団員は地域の住民等で組織され、地域に密着した活動を行っています。